vol.45 2021/01/29
2021年 そして、今年は、、、

旅する鈴木 vol.45 2021年 そして、今年は、、、

新しい年が始まりました。
まだ旅には出られない旅する鈴木だが、その分を「開墾する鈴木」として
二人で山生活をいそいそ楽しんでいます。
今年の目標は、山に誰かをお招きすることができる位の場所にすること。
誰か来てもひとまず快適に山を楽しんでもらえるくらい整備をしていきたい。
そう心から願っているが、亀の歩みのように遅い私達の開墾。
今のところ初めに比べこの位変わってきている。

2020年の6月と今年の正月の写真。
冬の助けもあり、だいぶ草木がなくなり開けた場所ができてきた。
人が住めるスペースが増えてきたのが嬉しくて、二人で山をよく散歩する。
開墾が遅い理由に、散歩したりぼーっと自然を満喫したり、
山を楽しみすぎてつい作業が進まない
ということはムダな時間が多いからかもしれない。

人里離れた山の自然。四季折々の木々の変化。
果物が成長する様を見守り、実ったら食べ、朝は白鳥の群れの姿を見上げ、
夜になれば焚き火を囲んで静寂の中季節の星空を眺める。
旅とはまた違う感動。
一つのところに留まるからこそ得られる体験が私たちには新しく、
毎日がとにかく新鮮でいっぱいだ。
じっくり満喫しているとあっという間に時間がなくなる。
旅でもそうだったが、
そんなムダな時間が何よりの至福な時間なのかもしれない。

作業も同じで、チェーンソー使ったり、壁塗ったり、抜根したり
とにかく初めてのことだらけでつい楽しくて遊びながら作業をしてしまう。

作業をするうちに、私達の得意とすることが見えてきた。
ダンナは土をならす整地、倒木集め、焚き火、など、
「きれいに整えて行く整備・掃除」が得意で、
私は草刈り、壁塗り、木工制作など、
「大雑把に突き進んでいく」ことが得意らしい。
何となくそんな気はしていたが、開墾で顕著に現れた。
長年旅で一緒にいたけど、新しいことをすると新しい発見があるものだ。

そして、今年は
本来の目的であるオリーブの地植えができる兆しがついに見えてきた。
ベランダのオリーブは
まだかまだかと準備万端で待っている(ように見える)。
オリーブの木は人よりも長生きだ。
世界最古は樹齢5000年ともいわれている。
いつか私たちがいなくなっても、
オリーブの木たちがいつまでもこの地に残り、
何千年も経ったあと
「旅する鈴木オリーブの木」が山いっぱいに残っていたら素敵だよね。
なんてロマンチックな夢を二人でよく巡らせている。
こんなことを考えるようになったのも、
一つのところに留まらない「旅」をしてきたからかもしれない。

イノシシやキョンやタヌキに出くわしながら、
今年も一年頑張って開墾をしていきます。
旅も早くいきたいな。
みなさま、今年も
旅するリングと旅する鈴木をどうぞよろしくお願いいたします。

二人のリング


旅する鈴木

BS朝日「旅する鈴木-夫婦で世界一周」
番組詳細はこちら
https://www.bs-asahi.co.jp/traveling_suzuki/

 


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