こちらは中東最大級といわれる屋内市場の「グランドバザール」。
トルコは買い物が楽しいわよと噂で聞いていたので行ける時を心待ちにしてました。
1455年から始まった歴史ある市場。屋根付きの建物の中はドーム状の造りになっている。
壁のレンガはもはや遺跡といっても過言ではない趣ある雰囲気。

ここには約４０００個の店舗があり、貴金属、お皿、アンティーク、スパイス、時計や石鹸、なんでもそろう市場です。
ぽけっとしている旦那をよそに、カワイイもの大好きな私は大興奮して見まくる。

アジアよりかは華やかだけどアフリカよりかは派手すぎず。ヨーロッパより民族の色が濃い。
ヨーロッパとアジアの交差点の国らしく、雑貨もその中間で両方いいとこ取りしてる雰囲気です。

けれど店も多けりゃ道も多い。蜘蛛の巣のようにあちこち道がのびており、とにかく迷います。この写真は迷っている最中です。
方向音痴の私は一度行った店に戻ることはできないと途中から気づく。気に入ったものはその場で買うことをお勧めします。

フラフラ店を見ていたら（迷っていたら）仲良くなったピアス屋の陽気なおとうさん。

「トルコのオススメのお茶だよ！」とアップルティーを出してくれ、音楽を聴いたり、
奥さんの写真を見せてくれたり、店内にあるピアス作家さんの話をしたりワイワイ。
すごく楽しいのにそこまでしつこすぎない接客はトルコらしい。こういう人との交流もイランの買い物の楽しさの一つなんでしょうね。

ふと気づくと買い物を初めて５時間。そろそろ二人両手いっぱいにある荷物も重くなってきたので、
最後はカフェでゆっくりすることに。

こちらのカフェも雰囲気たっぷり。50年以上続く老舗カフェです。
カフェはイスタンブールが発祥らしい。
何百年前の人もこうやってこの地でコーヒーを飲んでいたんだなあと浸りながら飲むコーヒーは
いつもと違う美味しさを感じる気がしました。
歴史を楽しく感じることができるトルコ。やっぱりこの国いいねと二人で深く深く頷き合う。
噂通りの楽しい買い物がたっぷり楽しめるバザールでした。


さあ、まだまだイスタンブールの魅力にせまります。
次回もお楽しみに。