vol.5 2015/7/16
エチオピア大好き! その2

さて、シミエンが神々しいなら今度は荒々しいエチオピアにも行ってきました。
エチオピア北部右側にあり海抜マイナス120mにあるダナキル砂漠です。
”地球上で他に類を見ない世界が広がっている”と言われているところ。
塩を運ぶラクダのキャラバン、
迫力の溶岩湖を持つエルタ・アレ火山、
獄彩色の奇観なダロール火山。
不思議不可思議もののオンパレードです。
アフリカの宿で旅人からこの話を聞いて以来数年、二人でずっとずっと機会を待っていたんです!

ダナキル砂漠は規制が厳しい為、ツアーでしか見に行くことができません。
一番近いメケレという町で申し込みをし、3泊4日の旅に出発です。
目的地がとにかく遠く、ジープで1日7時間も走ります。行けども行けども岩と砂の砂漠の地。
車は常にガタガタ揺れ、真昼間になるとエアコンをかけていても車内がどことなくもわっと暑い。
これはなかなかきつい。そういえば、別名”世界一過酷な砂漠”とも呼ばれているんだったとぼんやり思い出す。

まずは塩水が作り出した極彩色の奇妙な場所と言われているダロール火山に到着です!

硫黄や色々なミネラル成分が含まれてこんなカラフルになります。
つい触りたくなるのですが、水は極端な強酸性で、触れると皮膚がはがれてしまう。
それを裏付けるように、周囲にはこの泉の水を飲んでしまったと思われる鳥の死骸が点在するらしいです。
そんな危険な場所とわかってても、綺麗でいつまでも見ていたい不思議な場所。

車を走らせていたらキャラバンと遭遇!

何十頭のラクダが一列になって荷物を運んでいる。
時間が決まってないキャラバンは偶然に出会うしか方法がないらしく、見ることができたらラッキーなんだとか!
そのラクダが運んでいたのはアサレ塩湖の塩です。

干上がっている所は塩の採掘所として、電話帳の一回り大きいサイズに切り出し、ラクダに乗せ60キロ離れた町まで運びます。
エチオピアの塩はどんなだろうと思いなめてみたら、かなりしょっぱい!

また、水を張った場所もあります。
南米のウユニ塩湖は有名ですが、エチオピアの塩湖はまだあまり知られていない秘境。

人がいないのでゆっくり綺麗な景色を味わえます。
10センチくらいの水が張っていて、昼間の太陽であったまっててぬるめの風呂温度。
足で地面をぎゅっと踏む度、塩の下から赤茶色の土煙がもわんと出てくる。

そして、ここが泊まる場所。

砂漠のど真ん中にベットをドーンと置いてあるだけの、究極のアウトドア。
どうやら砂漠では室中は暑いので、外にベットを置いて寝ることが多いらしい。さすがアフリカ。大胆です。
私はこの時風邪をひいていたので持参したテントで寝ていたのですが、ダンナは星空ベット。
次の日寝心地を聞いたところ、意外にも風が涼しいので心地よく、目を開けれは満点の星が見え、
かなり快適だったらしく、ぐっすり眠れたそうです。
よかったよかった。

エチオピアの旅、続きをお楽しみに。

旅する鈴木

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